2026/10/18 13:13
ボクシンググローブを選ぶとき、拳の収まりやパッドの感触とともに気になるのが、手首まわりのフィット感です。
着脱のしやすい面ファスナー式に対し、締め具合を細かく調整できる紐式。準備にひと手間かかっても、その装着感を好んで選ぶ人がいます。
ボクシングではおなじみのこの選択肢を、MMAのパウンドグローブでも検討してみませんか。
手首に沿って締められる、紐式の良さ
紐式は、編み上げ部分の締まり方を調整しながら、手首から袖口にかけてフィットさせられる構造です。ストラップを締めても手首まわりに余りが気になる人なら、試してみたいポイントでしょう。
大切なのは、強く締めることだけではありません。拳を握ったときの収まり、手を開いたときの動かしやすさ、相手の打撃を手でそらす動き(パリング)のしやすさ。必要な動きを残しながら、グローブが手に馴染んでいるかも確かめたいところです。
同じ紐式でも、グローブの形やバンテージの厚みによって感触は変わります。締め方を調整し、自分に合う装着感を探せることが魅力です。
対人練習では、相手に触れる部分にも配慮を
スパーリングや組みの攻防では、拳以外の部分も相手の顔や身体に触れます。面ファスナー式では、ストラップが浮いてザラついたフック面が露出していないか、注意が必要です。
紐式には、そのフック面を使わずに締められる良さがあります。ただし、結び目や余った紐を出したままにはせず、テープやカバーなどで適切に収めることが前提。相手に触れる部分まで整えて、練習に入りましょう。
着脱の手軽さと、装着感をどう選ぶか
紐式は、締め直しや着脱に補助を頼む場面があります。練習中に頻繁にグローブを外す人には、面ファスナー式の手軽さが便利です。一方、装着したまままとまった時間練習するなら、準備の手間よりフィット感を優先する選び方もあります。
伸縮性のある紐に交換する工夫もありますが、伸び方が変われば締まり方も変わります。通常の紐と同じ保持力になるとは限らないため、製品メーカーや所属ジムの指導者に、練習用途に合うか確認してから取り入れてください。
パウンドグローブにも、紐式という選択肢
MMAでは、打撃から組み、組みから打撃へと動きがつながります。手首の収まりに加え、相手の手首を取る、両手を組んで固定する(クラッチ)、手や前腕で相手との距離を作る(フレーム)。こうした動作を妨げないかも、グローブ選びの大切な視点です。
ボクシンググローブとは指やパッドの構造が異なるため、同じ使用感になるわけではありません。それでも、手首に合わせて締め具合を調整できる紐式は、パウンドグローブのフィット感にこだわりたい人にとって、比較する価値のある選択肢です。
CombatShop48では、BLAZEのレースアップMMAグローブを取り扱っています。普段の面ファスナー式とは違う選び方として、紐式にも目を向けてみてはいかがでしょうか。


